Development
開発の道のり
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2016
第24回衛星設計コンテスト
 重力波天体探査衛星「ひばり」として提案し、設計大賞を受賞しました。このアイディアを原案に本衛星の開発が行われました。
 ここで提案したミッションは重力波対応天体を電磁波によって観測することで位置決めをし、さらに光学観測を行うというものでした。 その両方を1つの衛星によって行うには、迅速な姿勢制御と高い姿勢安定性が必要であり、それを両立するための新しい姿勢制御方式として可変形状姿勢制御が提案されました。
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2018
JAXA 革新的衛星技術実証2号機 採択
 可変形状姿勢制御が今後新たなビジネス・利用を創出する可能性があると評価され、JAXA革新的衛星技術実証2号機の50kg級超小型衛星枠に採択されました。 実証テーマは「超小型衛星による可変形状機能を用いた姿勢制御の軌道上実証」。 これを皮切りに本格的な開発が始まります。
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2018〜2021
東工大での開発風景
 東工大松永研究室・谷津研究室の学生を中心に十数名で開発を行いました。
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2021.07
FM熱真空試験
 ひばりフライトモデルを用いた熱真空試験を行いました。試験設備は九州工業大学の小型衛星試験センターのものをお借りしました。 軌道上を模擬した熱真空環境下で衛星が正常に機能することを確認しました。
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2021.08
衛星引き渡し
 2021年8月、鹿児島県肝属郡肝付町にある内之浦宇宙空間観測所にて、ひばりの引き渡しを行いました。射場で最後の確認試験を行い、 イプシロンロケット5号機の複数衛星搭載構造(ESMS)に搭載されました。