Cute-1.7 + APD Laboratory for Space Systems

Cute-1.7 + APD II Project - Launch Vehicle -

東京工業大学 松永研究室 小型衛星プログラム

Small Satellite Program (SSP), Laboratory for Space Systems (LSS), Tokyo Institute of Technology

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打上ロケット

Cute-1.7 + APD IIは,インドのロケットであるインド宇宙研究機関(ISRO:Indian Space Research Organization) 極衛星打ち上げロケット(PSLV:Polar Satellite Launch Vehicle)ロケットのサブペイロードとして軌道投入されます.PSLVロケットは,インド東部スリハリコタにあるサティッシュ・ダワン宇宙センター(SDSC)から打ち上げられます.

ISRO PSLV Rocket
*提供: インド宇宙研究機関

サブペイロード実験とは?

サブペイロード実験とは,ロケット上段に取り付けるバランスウエイト(重量バランスを取るためのダミーの重り)の代わりに実験機器取り付け,メイン衛星の分離後に様々な実験を行う軌道上実証実験です.サブペイロードは,バランスウエイトの役目を果たために,その重量などは厳密に規定されています.今回,このサブペイロードの1つとして,Cute-1.7 + APD IIおよびその分離機構を搭載しています.
使用するCute-1.7 + APD II用分離機構も本研究室が開発したものであり,2005年7月10日に打ち上げられたM-Vロケット6号機では,その分離機構の実証実験として同じくサブペイロードを使った実験を行い,正常動作を確認しています.(参考:東工大超小型衛星用分離機構実証システムTSD)
また,2006年2月22日に打ち上げられたM-Vロケット8号機では,Cute-1.7 + APDの1号機の打ち上げに同様の分離機構が用いられ,衛星本体が正常に分離したことが確認されています.

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