トップページ
ニュース
Cute-1.7 + APD 2号機 真空試験
2006年2月15日、松永研究室が所有する真空槽を用いて、
Cute-1.7 + APD 2号機の真空試験を実施しました。
-
真空試験の目的
人工衛星製作において、宇宙という超高真空の環境においてもCute1.7 + APD IIの各モジュールが正常に動作することを確認することは非常に重要です。
例えばアルミ電解コンデンサなどは真空雰囲気中では電解液が蒸発し、場合によっては爆発してしまい使用できません。
今回の試験の目的は、このような基本的な動作確認を10時間程度の短期間の真空試験によって確認することです。
-
結果
基本的な動作確認は取れました。磁気トルカである動作を行ったときに電源電圧が降下し全系が落ちる現象を確認しましたが,
後日確認したところ、真空下特有のバグではなかったので改良を施すものの再試験の必要はないと判断しました。
今後、より長期的な動作確認を取るため1週間程度の真空試験を実施する予定です。
Copyright ©, Tokyo Institute of Technology, All Rights Reserved.