APDモジュールは、Cute-1.7理学系ミッションとして、アバランシェフォトダイオード(APD)の宇宙動作実証を行います。これにより、従来十分な観測の行われていない30 keV以下の領域で、SAAやオーロラ帯などの荷電粒子分布測定を行います。
宇宙実証に使用するAPDは、浜松ホトニクス製のリバース型のAPD(S8664-55)に、太陽光の入射を防ぐためにアルミ蒸着(0.2ミクロン厚)を施したものを利用する。リバース型のAPDはBGOシンチレータの読み出しセンサとして将来の次世代X線天文衛星NeXTへの搭載が具体的に検討されている。
APD (Avalanche Photo-Diodes)
ルネサステクノロジ社製のマイコンH8を搭載
APDモジュール FM基板