Cute-1.7 + APD Laboratory for Space Systems

Cute-1.7 + APD II Project - CW Telemetry Format -

東京工業大学 松永研究室 小型衛星プログラム

Small Satellite Program (SSP), Laboratory for Space Systems (LSS), Tokyo Institute of Technology

トップページ arrow image 電波受信方法arrow image CWテレメトリフォーマット

CW テレメトリフォーマット概要

CWテレメトリーは衛星の基本ステータスで構成されています。テレメトリを含んだフレームの他に、任意のメッセージの含まれたメッセージフレームが存在します。



Satellite HK Data Frame

CWフレームは衛星のHKデータ(House Keeping Data)を含んでいます.このテレメトリーは下表のような構造をしています。


CUTE AAAAAA BB CC DD EE FF GG HH II JJ KK LL


データの詳細を下表に示します。ただし、DTMFコマンドはコマンド受信時にのみ送信されます。

      ビット数 Hex文字数
AAAAAA Command DTMFコマンド 24bit 6
BB V3.3 3.3V系電圧 8bit 2
CC V5 5V系電圧 8bit 2
DD VBatt バッテリ電圧 8bit 2
EE VMain メインバス電圧 8bit 2
FF SatStatus 衛星状態 8bit 2
GG TComm 通信基板温度 8bit 2
HH TBatt バッテリ温度 8bit 2
II Current バッテリ電流 8bit 2
JJ S144 144MHz Sメータ 8bit 2
KK S1200 1.2GHz Sメータ 8bit 2
LL FETStatus FET状態 8bit 2

衛星状態は16進(Big Endian)で送信され、衛星の設定・フラグなどを表すビットの集合になっています。その構成は下表のようになっています。

7 衛星モード
1:デバッグ,0:フライト
6 USB有効フラグ
1:有効,0:無効
5 RX H8相互監視フラグ
1:有効,0:無効
4 TX H8相互監視フラグ
1:有効,0:無効
3 アンテナ展開フラグ
1:展開済,0:未展開
2 DTMFコマンド許可フラグ
1:許可,0:禁止
1・0 デジピータモード
2:Mailbox On
1:Digi On
0:Digi Off

FET状態は16進(Big Endian)で送信され、衛星搭載機器の電源ステータスを表すビットの集合になっています。その構成は下表のようになっており、対応ビットが1のときにON, 0のときにOFFにされています。

7 APD3.3A系
6 APD3.3B系
5 APDメイン
4 DAQ
3 PDA
2 TH-59(1200MHz Uplink)
1 CW(430MHz Beacon)
0 DJ-C5(430MHz FM)

A/D値xから実際のデータ値への変換には、以下の式を用います。

 

解析ソフトウェア

Cute-1.7 + APD II CW Checker (ソフトウェアのページ)

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