TSUBAMEプロジェクト
  • 概要

  • 人工衛星のカメラを用いた地球観測は,人工衛星の利用価値を高める有効なミッションであり,将来的には小型衛星でも高解像度の地表面画像が撮影できるようになることが期待されています.

    そのためTSUBAMEでも,2008年4月に打ち上げられ数多くの写真を撮影した当研究室3番目の衛星Cute1.7+APDIIよりも高解像度での画像取得を目指しています.それに加えてTUBAMEでは,CMGを用いた高速姿勢制御の様子を確認する手段としてもカメラを搭載することになっていまする.その際に要求されるスペックは,姿勢系における90°の姿勢変更を15秒で実施するという目標を鑑みて,20秒以上の動画撮影と設定しています.また,動画の画質はCute1.7+APDIIの静止画レベルのQXSGAサイズを15fpsで取得することを目標としています.また,これに準ずる要求として構造系から発案されたパドル展開の撮影が挙げられています.


  • 諸元・構成等

  • カメラモジュールは東京理科大学木村研究室と共同で開発しております.カメラの諸元,ハードウェア構成等は,木村研究室のホームページをご覧ください.